映画『機動警察パトレイバー 劇場版』リバイバル上映、告知と異なるバージョンで上映!「上映素材の誤認」と謝罪
2024-09-20
著者: 葵
9月20日からリバイバル上映される『機動警察パトレイバー 劇場版』(押井守監督)について、告知と異なる音声で上映されたことが発覚し、バンダイナムコフィルムが謝罪しました。
音声が異なるという指摘があったことから、同作は1989年に劇場公開されたメディアミックスプロジェクト『機動警察パトレイバー』の劇場版第1弾。公開35周年を記念してリバイバル上映が行われています。
しかし、上映が始まると、オリジナルの音声で上映されると告知されていたにもかかわらず、リニューアル版の音声だったことで、観客からは指摘が相次ぎ、SNSでの話題となっています。
アカウント「公式X」では16日に、「全劇場オリジナル音声版での上映になります」と告知していました。
「上映素材の誤認」
バンダイナムコフィルムは20日に、オリジナル音声版であると告知していたが、サウンドリニューアル版で上映されていると説明し、「上映素材の誤認による事象であり、御客様に間違った情報をお伝えしてしまったことを深くお詫び申し上げます」と述べています。
今後の上映は引き続きサウンドリニューアル版で行われるとのこと。既に指摘された人への対応は追って発表するとしており、チケットの半券などを保管するよう呼びかけています。
このリバイバル上映は、ファンにとって待望のものであり、35年の歴史を持つ作品を再びスクリーンで楽しむ機会として注目されていましたが、こうした混乱が生じたことにより、一部ファンの間では失望の声が上がっています。復刻作品には期待が寄せられる中、このような事態が発生したことが残念でなりません。さらに、今後の上映において、観客が納得のいく形での改善が求められます。