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「映画は遺族のもの」入管政策で死亡したスリランカ女性 保護団体が「カメラ上映不開示」で入管を提言へ

2025-04-03

著者: 健二

名古屋の入管政策で死亡したスリランカ女性の遺族が、内容中の映画の上映を求め、来月にも提言する方針を明らかにしました。

2021年、名古屋の入管政策で亡くなったウィシャマ・サンダミさんの遺族は、「必要な医療が提供されなかった」と国に損害賠償を求めています。

審査には監視カメラの映像のうち、およそ290時間分が提示されましたが、保護団体によりますと、遺族側は「公開しない」とする決定を出しました。

この決定の取り消しを求め、来月にも、東京地裁に訴えを起こす方針です。

今回のケースは、入管における医療の不備や人権問題が浮き彫りとなっており、社会的な関心が集まっています。特に、入管における死亡事件が後を絶たない中で、今後の介入が期待されています。