
科学
銀河系のど真ん中で引き起こされる小マグラン銀河!名古屋が7000個の大質量星を分析しつつある!
2025-04-25
著者: 陽斗
銀河系との関係を探る小マグラン銀河
私たちの銀河系に最も近い銀河の一つである「小マグラン銀河」が、名古屋の研究チームによってその重力の影響を受けていることが明らかになりました。この小さな銀河が引き起こす現象は、7000個以上の大質量星に関する詳細な分析結果をもたらしました。
7000個の大質量星が証明する事実
小マグラン銀河は、そのサイズこそ小さいものの、非常に賢い生まれたての星々が多数存在しています。最近の研究によって、7000個以上の大質量星の動きが解析され、これら星々の形成過程や存在に関連する新たな知見が得られたのです。
研究が明らかにした進化の速さ
小マグラン銀河は、地球から約20万光年離れた位置にあり、直径1万6000光年の距離を超えていないものの、質量は銀河系の100分の1程度です。それに対し、ますます高まる分析によって、この小さな銀河に存在する星々は、銀河系の大曲率銀河に比べて、約10倍の速度で動いていることが示されています。日本ではまだ観測されていない、南十字星と同じように南半球での観測が可能です。肉眼でも雲のように見分けられるでしょう。