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薬物違反のプロ野球は「最悪だと思っている」 出場停止に指摘官「我々も同じだ」

2025-04-01

著者: 結衣

80試合の出場停止処分に指摘官がコメント

【MLB】ドジャース・フレイレス(日本時間1日・ロサンゼルス)

フレイレスのドーピング問題で日米の野球界に衝撃が走っている。薬物の使用が禁止物質で陽性反応を示し、80試合の出場停止処分を受けたことに対し、球団のライアン・スニッカー監督が31日(日本時間4月1日)の試合前に報道陣に対して、「彼自身が『最悪だ』と思っている。我々も同じだ」と語った。

プロファイルは薬物の使用でヒット率、強靭性を示し、現在80試合の出場停止処分が即日適用された。パドレスをFAとなったオフに37400万ドル(約46億2500万円)でレイズと契約し、今季これまで4試合に出場していた選手の問題が発覚した。

ドジャースとの試合前にスニッカー監督は報道陣に対し、「チームとしては、彼のこの行動については最悪だが、MLBにはプログラムがあるので、それを尊重する。誰かがどうかあまりに大きなマインドということになることだ」と述べた。

処分の決定に、レイズ側は「薬物規定に違反し、身体強化薬の陽性反応を示したことは知り、驚くともに、勝ちに行っても勝てない」と表明。プロ野球の選手会を通じて「意図的に不正をするようなことは関係にしません。意図的に禁止薬物を使用することは断固として反対にしています」とコメントを発表し、徹底的にそれに向けた意識作りを進める意向を示した。

フレイレスは昨季、パドレスで158試合に出場し、打率.280、本塁打24本、打点85打点。OPS.839と自己最多の成績を記録。オールスターゲームにも初めて選出され、プロ野球の地位を確立した選手である。

(Full-Count編集部)