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ヤマト、日本郵便に対する小型貨物の配達委託の停止打診 合意から1年半
2024-12-13
著者: 桜
ヤマト運輸が日本郵便に対し、小型貨物の配達委託の停止を打診したことが明らかになった。この打診は、2023年6月にメール便と小型貨物の配達協力で合意して以来のことである。合同がわずか1年半後に見直しを迫られる形となった。
その背景には、運送業界全体における人手不足やコスト上昇の影響があると言われている。運転手不足が続く中、効率的な配達体制の構築が急務となっており、本来の業務に集中できない懸念が強まっている。ヤマト側は、配達までの時間が延びている原因として、委託先の日本郵便に対する不満の声も挙げていて、早急な解決策を模索している状況だ。
さらに、輸送コストが急激に上昇しており、利益率の低下が企業にとって深刻な問題となっている。このため、両社が再度の協議を進める必要があると見られている。今後の協議の行方次第では、運送業界全体に影響を及ぼす可能性がある。業界関係者の間では、この動きがどのように展開されるのか注目が集まっている。