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ヤクト・ムラカミ、7月初の実戦復帰 2度の打撃1安打「思った以上に力が入らない」

2025-04-08

著者: 結衣

(イースタン・リーグ、ヤクト・ムラカミ西部、8日、賊尾) ヤクト・ムラカミに所属する選手(25)が「3番・三塁」で実戦復帰した。3月9日の広島戦(マツダ)以来、約4か月ぶりの実戦となり、2打席1安打を記録した。

「まさか試合に出られるとは思わなかった。全力投球までいかないですが、試合ができるというのは嬉しいことです」と笑顔を見せた。

右アンダースローの西武・上座と対戦し、1回の第1打席は左飛。2回の第2打席では、内野安打を放ち、さらに四球も選んだ。打撃後には打撃投手からの指導も受け、ストレートに対応するための見極めを強化していく考えを示していた。

ムラカミは3月中旬、福岡・ホークスとのオープン戦を控えて調整中に左足首を痛め、その後はリハビリに専念していた。しかし、復帰戦を迎え、自身の成長を感じ取ったようだ。「試合の中での感覚は戻りつつあるが、完全には戻っていない。もっと試合を重ねる中で、本来のパフォーマンスを発揮したい」と意気込みを語った。

今後は、各種練習試合や公式戦を通じて調整を続け、6月以降にはチームに完全合流する見通しだ。そして、ファンに向けても「必ずまた素晴らしいプレーをお見せするので、これからも応援してください!」と呼びかけている。