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ヤクルト・西武、逆増以上の3300万で改正 「来年33歳になるので、33本のホームランを打ちたい」

2024-12-16

著者: 健二

ヤクルト・西武の外野手(32)が16日、東京・北青山の球団事務所で契約交渉に臨み、1700万円増の年俸3300万円で更改した(金額は推定)。

昨季から移籍1年目の今季は、113試合に出場し、打率・260、11本塁打、24打点、10盗塁をマークした。日本ハム、ヤクルトに続く3球団目の新天地は自身初のセ・リーグだったが、順調に開幕を迎え1軍で完走。「もっとできたなと思う。後半に向けて徐々に上がってきたので、それをシーズン初めからできればよかった」と振り返った。

来年4月16日に33歳の誕生日を迎える背番号73は、来季の目標について「来年33歳になるので、33本のホームランを打ちたいなと思います」と力強く語った。今季は19本塁打の近本(阪神)がホームラン王に輝いており、33本を達成すれば、自身5度目のホームラン王にも近づく。「取れたらいいなと思います」と意気込みを見せた。

日本ハム時代に4度もホームラン王に輝いた経験のある選手は、現在は厳しい打撃の環境にいても声高にポジティブな姿勢を貫いている。「厳しい環境ではありますが、もう少し速く打てるのではないかと思います。打撃方も守る方も頑張るので、強い気持ちでやりたい」と明言した。

過去に背、パンダリーグでホームランに輝いた選手は、1956年、57年(ヤクルト)、62年(中日)の河野親子の父。達成できれば、史上2人目となる。

打撃では通算1500安打が94本に迫り、「そこに向けて早い段階で達成できればなと思います」と意識を向けた。プロ15年目の来季へ「スタメンで出たい。打つ方も守る方も負けないように頑張ります」と視線を上げた.