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【ヤクルト】高津監督の来季続投「発散しれない部分を感じていた」球団社長が要請理由を説明

2024-09-24

ヤクルトは24日、高津臣吾監督(55)の来季続投を発表した。

この日、都内で高津監督と杉浦大介球団社長が面談し、最終合意に達した。ヤクルトは今季が2年契約の最終年だった。来季6年目のシーズンとなる。

杉浦社長は、都内の球団事務所で行われた記者会見にて「球団としては高津監督の指導者としての経験、リーダーシップ、そういう部分が引き続き必要と感じた。アメリカの野球も経験されており、どこにでもあふれている人材じゃない。そういう部分がまだまだ発散しきれていないと思っていた」と続投理由を説明した。

チームは今季、やや安定感に欠けるものの、2年連続のBクラスが決定した。「チームとしては苦しい部分。みんなでその難しさを考え、今後どうしていくか一緒に手を取り合って解決していかなければならない」と述べた。

その上で、「目標はあくまで『優勝』だ。来季の優勝を目指すためには、高津監督が必要だ」とコメントした。こうした背景の中で、来季も高津監督がチームを率いることとなった。

特に、選手たちの悔しさを共に分かち合う姿勢を高津監督は持ち続けており、これからの若手選手たちへの育成が期待されている。

「来季は、優勝争いを取り戻すために、全力を尽くす。選手たちが誇れるチームを作る」と高津監督も意気込んでいる。今後のさらなる飛躍に大きな期待が寄せられる。