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圧倒的美しさ!18世紀のダイヤの首飾り、11月に競売へ

2024-09-24

2023年9月24日、AFP — 18世紀に製作された圧巻のダイヤモンド首飾りが11月に競売にかけられることが発表された。競売の大手サザビー(Sotheby's)が23日に明らかにしたもので、今回の首飾りは450個以上のダイヤモンドから成り立っている。

この首飾りの一部は、マリー・アントワネットの破壊にまつわる出来事に由来しており、歴史的な価値が高いとされている。さらに、三連のダイヤモンドの丁寧な設計も評価されている。

予想落札価格は180万~280万ドル(約2億4600万円~4億円)で、公式な入札は10月25日から始まり、11月11日にシス・ジャンクで競売が行われる予定だ。

9月23日から25日までロンドンで展示され、その後香辛料、ニューヨーク、台北で展示が行われる。

この首飾りは450年前で、初めて公開されることになる。専門家によると、18世紀のジュエリーが再利用されるというのは非常に珍しいことだという。

サザビーのジュエリー部門のトップ、アンドレス・ホワイト・コレアル氏はAFPに対し、「18世紀のジュエリーは再利用のために分解されることが多かったが、こうして完全な形で残っていることは実に貴重です」とコメントした。

さらに、この首飾りの由来は20世紀初頭の英国家族、アングルシー侯爵(Marquesses of Anglesey)に関係している。「英国家族の歴史に深く根付いた象徴的な作品です」と彼は伝えた。

アングルシー侯爵のファミリーは、この首飾りを公の場で着用していたのは1937年のジョージ6世の戴冠式、1953年のエリザベス2世の戴冠式の2回だけだ。

また、首飾りに関してはその以外の事は多くが不明であり、誰がデザインし、誰が注目したのかも暗黙の了解のままとなっている。サザビーはあくまで発表された内容を忠実に伝えている。

このダイヤモンドの首飾りは、フランス革命において製作された可能性が高いとされ、歴史的背景からも其の価値が高いとされている。サザビーは、この作品が持つ圧倒的な美しさとその歴史的経緯を広めることで、さらなる興味を引き起こすことでしょう。