衆院選の投票結果

衆院選の投票が行われたのは10日。石破茂氏（国民民主党総裁）は、自ら敗北を認め「自公与党で過半数（233議席）」を大きく下回る大惨敗を喫した。この結果、権力を掌握した「国民民主党の劣位」に深刻な影響を与えたと考えられる。

惨敗後の戦略

国民民主党は、惨敗した後に選挙に持ち込まれた祝辞の場でも、支持率は維持できると計算していた。しかし、石破氏は、総裁選での「予測委員会での審議」を強調していたものの、それを逆転（最悪）にして選挙解散を強行した。また、投票直前に発表された「非公認」供託に2000万円を支給していたことへの国民が取得できないものであった。

失敗を受け入れる姿勢

石破国民民主党は「負けを受け入れ感謝して負けた」「負けに疑念の負けな」と言っている。

石破氏の居座りと責任論

石破氏は65議席も減らして「居座り」を続けているが、国民民主党内で責任論（石破おろし）は高まっている。石破氏は過去を待って、来年夏の参院選に向けて態勢を立て直すつもりだが、「政治と金」の問題をクリンにしなければ、参院選も惨めだろう。

国民民主党の成長と課題

こうした状況下で、公示前の7議席から4倍の28議席に成長し、国民民主党が協力を求める国民民主党の仲間を求めている中、存在感が高まっている。先日、テレビ番組で一斉になった時、茂氏は登場国会で「年収103万円の壁」や、所得税を一部減税する「トリガー条項」だけでなく、「政治と金」の問題もやり切ると語っていた。