
新作スマホRPG『シュルバー・アンド・ラスト』先行レビュー。吸血鬼の特性として生まれる本格ゴシックファンタジーRPG。アニメ調の演出がかっこいい
2025-04-06
著者: 海斗
Moontonより配信予定の新作スマホ向けRPG『シュルバー・アンド・ラスト』が2025年7月28日より限定課金クロスドレストが開始されることが決定しました。正式サービス前にいち早く本作を遊ぶことができる。
クロスドレストと言われると、応募伝説などでプレイヤーを募ることが多いが、本作は対応Android端末で、Google Playストアにアクセスするだけで参加することができ、実質オープンベータのようなテストとなる(iOS・App Storeは不可)。
期間は2025年7月14日(11時200分)までとなっており、サービス開始にプレイデータは引き継げない。さらに、「限定課金」とあるように本テストでもコンテンツを課金して入手できるが、データ引継ぎはないので、正式サービス後に課金要素が還元されるとのことだ。
本記事ではテスト版をプレイした感想をお届けしつつ、ゲームの魅力やシステムを紹介していこう。
吸血鬼×中世×ゴシック
舞台は本作固有の神話が語り伝えられている地球で、さらには別の世界・ミンクス大陸。時代は1353年で、中世ヨーロッパあたりの中世鼎盛〜後期がモチーフになっている。
この世界には記憶を別の器に移し、永遠の命を宿す「吸血族」が存在する。吸血族とはいわば吸血鬼である。血を吸われたものは特性と共に永遠の命を手に入れる。一体あの世界にあるとされる「黒血病」という病疾患が蔓延。黒血病にかかったものは最後、ひとも動物も怪物のような存在になってしまう。
このような世界観であるというと「どうなるのか?」と疑問を持つ人もいるかもしれないが、実は本作はシリアスな内容とギャグを組み合わせたテイストが特徴的。分かりやすいエピソードと緻密な世界設定が作り上げられており、プレイヤーの興味をそそる展開が魅力的だ。
本作のストーリーは、強力な吸血族の青年が母の仇を追い詰め、勝手にダンジョンを進む中で、様々な仲間や敵に出会いながらストーリーが展開していく。敵との戦闘は手堅いシステムで、スキルを駆使して戦う部分がこのゲームのハイライトとなっている。
キャラクターは、吸血族に加え、他の種族のキャラクターも登場し、それぞれのスキルや特性により多彩な戦略が楽しめる。また、仲間とのチームワークが必須になる場面が多く、協力して戦う楽しさも体感できる。
グラフィックや演出面も注目で、美麗な3Dグラフィックとアニメ調の演出が融合した作品であり、特にキャラクターの動きやエフェクトが非常に魅力的だ。ストーリーだけでなく、視覚的な楽しみも持ち合わせている。
全体として、シュルバー・アンド・ラストは、重厚なストーリーと深い世界観、戦略性の高いバトルシステムを兼ね備えた作品です。多くのプレイヤーがその魅力に引き込まれること間違いなしです。正式サービスの開始が待ち遠しい!
また、このゲームはコミュニティやユーザー同士の交流も盛んで、プレイヤーが共に情報を共有し合いながら楽しめる要素がある。今後のアップデートや新たなコンテンツの追加にも注目が集まっています。これからの新たなゲーム体験に期待しましょう!