北海道の江別市にある公園で、男子大学生の長谷川知恵君（20）が集団暴行を受けて死亡した事件が発生しました。この事件は、道警による捜査が進む中で、30日に新たに2人が逮捕されたことが明らかになりました。逮捕されたのは、18歳の男子と16歳の少年で、すでに長谷川君と交友関係にあった大学生の4人も逮捕されています。

事件の当日は、長谷川君が友人たちと公園にいたところ、突如として一団が襲ってきたとされています。目撃者によれば、集団は非常に暴力的で、周囲の人々も驚きの声を上げたとのことです。道警は集団暴行に至った経緯を詳しく調査しており、関連する人物の情報収集を進めています。

また、事件に関わったとされる2人は、江別市のアルバイト従業員であり、これまでにも暴力行為などで問題を起こしていた可能性が指摘されています。警察は、現場にいた目撃者からの証言をもとに、さらに犯行の詳しい状況を把握しようとしています。

特に、長谷川君の友人らによると、彼は非常に人懐っこく、集団暴行の現場でも助け求める声が上がったとのことです。事件が発生したのは深夜であり、周囲には人が少なかったため、すぐに警察に通報することが難しかった模様です。

このような無惨な事件が繰り返されないよう、地域の安全に対する意識が高まることが求められています。道警は今後もこの事件を重要視し、さらなる逮捕者の特定を進める意向を示しています。