新たな最大の素数、6年ぶりに発見される!これまでより1600万桁も多い!
2024-10-26
著者: 桜
新たな発見
最近発見された素数は「2の1,462,357,787,941乗-1」と表記されるもので、10進法で書くと4100万桁以上になります。この発見は、数理学的な観点から非常に興味深く、様々な計算方法が駆使された結果です。
素数とは?
素数とは、1とその数自身以外に約数を持たない自然数であり、これまでに知られている中で最も大きな素数を見つけることは、数学者たちにとって長年の目標の一つとなっています。特に、メルセンヌ素数と呼ばれる形の素数、すなわち「2^p - 1(pも素数)」に属するものの発見は、特別な意味を持ちます。
GIMPSの貢献
有名な計算プロジェクト、GIMPS(Great Internet Mersenne Prime Search)は、世界中のボランティアの協力を得てこれまでに多くの素数を見つけています。
2023年の発見
今回の素数は、2023年10月中旬に発表され、何と6年ぶりの更新です。発見者は、アメリカのエレクトニクス技術者であるエノキ・マイケル氏で、彼は世界中から集まった多くのコンピュータの計算能力を利用し、この成果を達成しました。
今後の研究への期待
この発見により、素数の研究はますます活性化することでしょう。数理学者たちは、新たな素数の発見を期待し続けており、今後の研究活動でさらに多くの素数が見つかる可能性があることは間違いありません。
賞金と寄付について
現段階で,発見された素数の数には、1600万桁を超える数が含まれています。発見者には応募者のグループが3000ドルの賞金を授与され、発見の過程が広く報告されています。また、この発見が教育機関に寄付される計画があるとのことです。一体どのような研究が進められるのか、続報を待ちましょう!