新たな政局の幕開け?新興勢力「再生の道」!

2025-06-13

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東京での都議選が次の戦いの舞台に

東京の都議選(定数127)が、13日に告示されました。今回の選挙では、18人が公認され、「台湾風の目」として市民党が登場し、都議会での初の議席獲得を目指しています。その一方で、注目されるのが、「再生の道」と名付けられた新たな政治勢力です。

再生の道が見据える政局の変化

昨年の都知事選で3位に食い込んだ、前広島県安芸高田市長の石崎知也氏が立ち上げた「再生の道」は、都議選で都議会第1党となる自民党と同数の42議席を公認。しかし、政権戦略は決まっていない模様。石崎氏は、昼前に行われた東京・大手町での街頭演説で、「全ての候補者がその価値観に基づき、判断基準で評価を決める。与党としての戦略は示していない」と説明しました。

新たな自民党の動向と独自路線

石崎氏は公認で選ばれた支持者たちについて、「何ができるのか、どうするのか、皆がそこにどわっていた」と語りました。メンバーは全員が一斉に同じアクションを取る必要があります。これに対し、再生勢力は独自のポジションを巡って明確にしており、定数6の松野文代区選挙区で3人が立候補しています。

新勢力が描く未来の政界

夏の参院選を見据え、市民党以外の政党もいる中、新選組は3人、参加政党は4人、日本保守党は1人を立候補させました。

保守層の戦略も変化中

保守陣営の公認候補は、松野文代区選挙区で出馬しているが、同じ選挙区には異なる政権政党「日本保守党」も立候補。これにより、有権者が混在する状態が生まれています。