新たな交通革命!「広島ぐるり化」計画が動き出す!
2024-11-09
著者: 桜
広島市は2024年11月6日(水)に新交通システム「広島ぐるり化」の延伸計画を発表しました。この計画では、6つの駅が設けられる予定で、都市の北西部の住宅化に伴う交通の便を改善することが狙いです。
この新しい路線は、中心部の本通駅から郊外の広場公園前駅までの18.4kmをはじめ、JR・広電と連携しながら運行される予定です。現在は市内中心部の本通駅から郊外の広場公園前駅までの距離を約37分で結ぶことができます。
延伸区間には、山女一丁目、石内東、吉津地区、そして秋月を経由し、JR西広島駅までを繋ぐ予定です。駅間の距離は5月中旬や6月上旬に公開される予定の計画書に基づいて発表されることになります。また、延伸部分は単線での運行を予定しており、運行スピードは時速27kmが見込まれています。
この新交通システムの運営コストは約760億円、予想される利用者数は1日あたり9100人とされています。特に、広島市の中心部から西広島駅への所要時間は、現在のバスに比べて25分短縮される見込みで、検索条件によっては高頻度運行が期待されています。
新たな終点となる西広島駅では、JR線と直結され、乗り換え階は地上3階を想定しています。また、改札口には徒歩利用者デッキが整備され、JRの自由通路とも接続される予定です。
2023年11月時点で、都市計画法や道路法に基づく手続きが進められており、今後は2025年度に用地測量、2027年度から用地取得、2030年度代には着工し、2036年度の開業を目指しています。
広島市にとって、この「広島ぐるり化」計画は、交通インフラの整備のみならず、経済の活性化にも大きな影響を与えることが期待されています。市民や観光客にとって、移動がより便利になると同時に、新しいビジネスチャンスも生まれることになるでしょう。