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新生銀、旧村上系から新生銀行を取得 公的資金返済に向けて
2024-12-30
著者: 蓮
東京 10月 日曜日 - 新生銀行(8473.T)は、10月に旧村上系の一部を取得することを決定したと発表した。これは、旧村上ファンド系の投資会社、エスグラントホールディングスが保有していた4株を取得するものだ。約1300億円の公的資金が残る新生銀行は、旧村上系の株の売却を進め、来年6月末までの政府との合意に向けて返済計画を進めている。
新生銀行は、2012年の上場廃止や株式公開を通じ、株主を新生銀行と政府系機関に絞った。エスグラントも直接前に株式を大量取得した。2014年9月には公開した自社株買いなどを通じ、エスグラントの保有権は14個に減っていた。
今回の株式取得で、新生銀行は株主は新生銀行グループと預金保護機構など政府系に集約される。日本経済新聞は株式取得額は5100億円程度と伝えている。
公的資金返済の進捗について、新生銀はこれまでの具体的な作業提案を示しており、同年6月末までに合意する方針を示している。一方で、北尾吉孝会長は11月の決算会見で、返済計画は「すべてに頭の中に描かれている」と話し、スケジュールを前倒しする可能性にも言及している。これは、資本政策における重要なステップでもあり、注目されている。