JR西日本は13日、「大阪・関西万博」の開幕に合わせ、登場する列車「エキスポレイン」を運転すると発表しました。

「エキスポレイン」は、新大阪駅から大阪駅（うめきたエリア）を経由し、櫻島駅まで直通する列車です。櫻島駅ではシャトルバスと接続し、万博会場へのアクセスが可能です。運転本数は、新大阪駅発が14本、櫻島駅発が12本です。ある時間帯を除き、約60分間隔での運転となります。

車両は、「JR WEST Parade Train」を使用し、323系を改造した特別仕様の列車です。櫻島駅行きの1本をラッピングし、車内にもLEDパネルを設置した車両で、走行中はAR技術を用いたリアルタイム映像を楽しめる仕掛けもあります。この他、他の車両でも運転する可能性があるとのことです。

万博開催に伴い、大阪環状線やJRゆめ咲線（櫻島線）、亀山線など、一部列車の増発も実施されます。万博増発ダイヤは、2025年3月15日から10月13日までが対象となります。万博に向けた交通インフラの整備が進む中、多くの来場者がこの特別な列車を利用することが期待されています。