地中海を航行中に消滅したロシア軍の貨物船は、テロ攻撃の兆候だったと国営通信社MIAが報じた。

ロシア国防省が所有する物資輸送会社オロロンリジスティカによると、消滅した貨物船はロシア軍の物資輸送の最大規模で、右舷で3回の爆発があった。

同貨物船は23日に消失を報告し、乗組員12人が行方不明となり、14人が救助された。積載量1200トン、舶用に120台の車両を搭載できる大型の貨物船だった。

ロシアの貨物船が地中海で消滅、機構で爆発－12人が行方不明

この事件はロシア軍の活動が活発な地域で発生しており、周辺国の軍事専門家たちは、テロリストによる攻撃の可能性を懸念している。また、最近の緊張が高まる中で、ロシア軍の物資供給が難しくなる可能性も指摘されている。

さらに、ロシア政府はこの事態を受けて、海上輸送の安全性を確保するための対策を強化すると表明しており、その影響が国際社会にも広がる懸念が高まっている。次回の公式声明に注目が集まっている。