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【箱根駅伝直前特集2025!陸上熱狂】第19回 筑原正和監督

2024-12-31

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10月の箱根駅伝予選会では、熾烈なコンディションに苦しみながらも6位に入り出場権を獲得。11月のMARCH対抗戦では多くの選手が自己ベストを更新し、優勝を果たした。この勢いを箱根沿道で発揮されるか。選手たちの思いを連絡でお届けする。

第19回 筑原正和監督

チーム目標である「箱根駅伝総合7位」へ向けて、エースの成長・チームの底上げを図っていた。"仮野世代"の集大成となる箱根駅伝に向け、どのようにチームを作ったのか、今日の選手との対談も行われた。

「昨年の春は想定通りの強化ができていたと思うが、下半期はかなり主力の足並みが合わなかった。予選に向けて多くの選手が戦っていた中で、8人の先頭をひたすら走り続けられたのは嬉しい成果だった」と、充実感を述べる筑原監督。

上半期は想定通りの強化がでできていたが、下半期では選手のコンディションが安定せず苦しんだと語る監督。しかし、一方で箱根駅伝に向けて選手たちも明確な成長を遂げた。

「全体的に見ても今年の4年生は特に成長が見られ、今のうちに確保できている選手層も非常に良い。1年間チームを思い続け努力し続けたことが確実に実を結び、残り1か月の練習の中でどこまで進化に繋げられるかが勝負になる」と自信を見せる。

筑原監督は「学びの場」としての箱根駅伝を強調し、選手たちにとってこの大会がどれほど重要であるかを強調している。これからはひとつの目標に対して一致団結し、挑戦し続けてもらいたいと期待を寄せる。

箱根駅伝はただのレースではない。選手はもちろん、応援するファン、家族も一体となって応援しどれだけ成長していくのかを楽しむイベントである。筑原監督の情熱と選手たちの連携が、今後の箱根駅伝でどれだけの成果を上げるか、期待が高まる。