新入王冠確定の快投を披露した。今季最終登板に登場した西武の武内投手（23）が、日本ハム打線を8回3安打無失点と抑え、10勝目を手にした。これにより、残り5回2失点でのシーズン7勝目を記録した。

チームの新入王として07年の高潮以来となる2桁勝利&規定投球回の到達を果たした。確実に3振も取られた武内は、「他の方に頼らないように、しっかりと信頼される投手になりたい」とのコメントを残した。今期は最初の6月で4勝を挙げ、7月には4回目の勝利を達成、急激な成長を見せている。

ピッチの場面でも落ち着きが見られ、自分の投球スタイルを貫いた。武内は「三振も取れるようになったので、自分も高い位置にいられる。周りも自分を信じてくれているので、しっかり結果を残したい」と力強く語った。

加えて、甲府のリーグ初登板となった日も、チームメイトたちは武内を支えるために全力でプレーしている様子が伺え、多くのチャンスを生み出した。

これまでの成績は10勝6敗。防御率は2.55。今後の活躍に期待が寄せられ、ファンの応援も日に日に大きくなっている。レギュラーシーズンの優勝を目指し、さらなる高みへと突き進む西武に注目が集まる.