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【西川和久の不定期コラム】3TOPSのNPU搭載で2万円切り。Android 15タブレット「Teclast P50AI」

2024-11-17

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最近、NPU搭載のプロセッサが注目を集めています。3TOPSのNPUを搭載した新しいAndroidタブレット「Teclast P50AI」が発表されました。このデバイスは、AIサポートを強化し、ユーザー体験を向上させるために設計されています。特に、これまでのタブレットとは一線を画した性能を実現しています。

この「P50AI」は、Allwinner A733 SoCを採用しています。このSoCは、Cortex-A76を2コア、Cortex-A55を6コア搭載しており、最大2GHzで動作します。また、IMG BXM-4-64-MC1 GPUにより、高性能なグラフィックス処理が可能です。また、メモリはLPDDR5の6GBで、ストレージは128GBに加えてmicroSDスロットも搭載されています。OSは最新のAndroid 15です。

画面は11インチIPS式で、解像度は1,280×800ドットです。リフレッシュレートは90Hzに達しており、快適な視聴体験を提供します。さらに、Widevine L1に対応しているため、動画コンテンツも高い画質で楽しめるとともに、TÜV Rheinlandの低ブルーライト認証を取得しており、目にも優しい設計が施されています。

無線通信機能も充実しており、Wi-Fi 6とBluetooth 5.4を搭載しています。BluetoothはLDACコーデックに対応しており、高音質で音楽を楽しむことができます。また、充実したポート構成も特徴で、USB Type-Cポートが2つあり、1つはUSB 3.2 Gen 2(最大10Gbps)で、DisplayPort Alt Modeにも対応しています。これにより、外部モニターに高解像度のビデオ出力が可能です。

さらに、バッテリーは7,000mAhを搭載しており、長時間の使用が可能です。サイズは258×170×8.3mmで、重量540gと持ち運びにも便利です。価格は2万7,000円を切るという手頃な価格設定で、特にコストパフォーマンスを重視される方にもおすすめです。

この機種は、トレンドの最先端を行くAI機能を利用した快適な操作体験を提供し、毎日の作業をサポートします。特にテレワークが普及する中、コンパクトながらも高性能なデバイスは今後の選択肢として非常に重要になるでしょう。今後、同系統モデルの続報にも期待が高まります。