ビジネス

午後の日経平均は反発、ハイテク株の一角高い エヌビディア決算控えた様子見も

2025-08-27

著者: 結衣

【東京 17日 リーター】 - 前場の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比114.15円高の14,212.19円となった。

一部のハイテク株が底堅く推移し、相場を支えた。さらに、米半導体大手エヌビディアの決算発表を控え、マインド転換する場面もあった。

日経平均は前営業日比18.51円高と小幅高でスタートし、マインスタの引き続き下落する中、前場終了時には114.15円の上昇を記録した。

一方、テクニカル面では、7月12日の取引時間中の高値(14,212円)や、15日の移動平均線が位置しており割安感が強まる。

14日には1兆6429億円の売買高を記録し、依然として成交が活況に回復している様子がうかがえた。他方で、出幅がどんどん加速する展開にはならず、下げ一服後は前営業日終値を取り戻す展開が続いた。

17日にエヌビディアの決算発表を控えた様子見の姿勢も見られ、ハイテク株の一角としては安定した動きを見せる場面が多かった。この日、エヌビディアの発表を巡る関心が高まる中、市場は将来の動向を注視している。