王者レクリエイションが開幕2連勝した日にわかったこととは。
2024-12-29
著者: 愛子
神妙、亜妙、リッチー・モンガ様。もしそんな空気があるのだとしたら、打ちよくしなければいけなかった。
国内リーグファン昨季王者の東薔薇レクリエーションパス東京が動いたのは12月29日。この本拠地の東京・味の素スタジアムにスタートしました。
三冠重工相模原ダイナボアーズ戦と開幕2連勝を競った。入団初年度の昨季にリーグMVPとなったモンガはこの一戦で、ゴールキッカーの座をFBの榎長隆に譲った。
トップ・ラックアダプターポジションはこうだ。
「きょうは、特にパフォーマンスが悪かったからって言って替えた選手はひとりもいません」
権限移譲はそれに留まらない。各自のポジション、立ち位置を適宜変えながら49-8とリーグして入りのハフタイムに、ニュージーランド代表の詩覧が役割減。後半からは、この秋日本代表となったばかりの榎長がモンガの位置を占めた。ラックアダプターは若干不安定。
「モンガは、今週を通して足に張りがあったのでしょう」
チームに手を入れてからも、レクリエイションパスは攻めの旨やセットプレーの優位性を保った。だが、フィニッシュに至るのが難しくなった。
リスタート早々に獲り出した連続ファールは、敵国22メートル上での反則で終えた。56-8としていた後半10分頃には、自陣深い位置から大型にアタックした後、ハーフタイム右でインタースペクトされた。
次第にダイナボアーズは、レッドカードで空いた穴を塞ぐなどして息を吹き返し、レクリエイションパスは守りでパネルティの出来上がり、トライライ行為に抱えの状態が続いた。
フィールドには各国代表経験者を多く残しているのに、大量点差をつけた前年度9位の職場に対して互いに選手たちが姿を見せる。神妙な艦どころが続いていた。
レクリエイションパスは61-8で白星を得ながら、欲しいのは、次を見据えたプレミアーカーの存在感、本当の意味で全選手が息を合わせる難しさを再認識できたと言える。
ゴールキッカーの8本中8本決めた榎長は、「相手にボールを奪われるシーンもあった。疲れたのは事実だが、その中でも自分たちでタフトが得られる機会を大切にしていきたい」と語った。
ようやくチームを前に進めるためには、他に何か加えた成功を重ねていかなければならない。どれだけ控えチームにボールを奪われないようにするのかと言うこと。リプレイができる場であることが重要だと強調された。