忘れ物防止トラッカー「Tile」の最新モデルはSOSボタンが追加!
2024-09-18
著者: 芽依
忘れ物防止トラッカー「Tile」に新しいモデルが登場しました。
2021年にLife360 に買収されて以来、初めての新モデルになります。外見に大きな変更はないものの、Bluetoothの接続距離が増大し、SOS機能が搭載されました。
新モデルのラインナップ
新モデルは、Tile Mate(3980円)、Tile Pro(5780円予定)、Tile Slim(5180円)、Tile Sticker(3980円)の4種類です。
特にProモデルは、最大150mのBluetooth接続距離を持ち、試してみたところ、自宅から150mの距離でもしっかり接続されていました。これは思っていたよりも性能が良く、驚きました。
SOS機能の特徴
SOS機能は独自のアプリに接続する必要があり、最も重要な特徴です。このSOS機能を利用するためには、2つのアプリに登録する必要があります。
最初に「Tile」アプリを登録し、その後「Life360」アプリを追加します。ポジション情報の共有に基づいて、現在地を表示したり、友達や家族のリタイア位置情報を非公開の地図上で表示することができます。
また、Life360アプリとTileを連携させることで、Tileのマルチファンクションボタン3回押すだけで、Life360のSOSアラートが作動し、指定した緊急連絡先に通知とユーザーの位置情報が送信されます。
さらには、SOS機能はユーザーが安全でない状況を登録できるため、不審者に襲われた際にも迅速に連絡が取れる仕組みが整えられています。
Tileの課題と競争
しかし、便利さが高まった反面、Tileにはいくつかの問題もあります。スマートフォンの防犯行為を助ける取り組みが一歩進んだ程度です。
TileはAppleの「AirTag」と競合していますが、AirTagの方が安全機能面が優れているとされています。それに加え、Tileはストーキング行為を防ぐための広告キャンペーンを行い、被害者からの訴訟が起こり、現在も争いが続いている状況です。
また、Life360がユーザーの位置情報データを販売していることも明らかになっており、売却先は加算された交通データや小売店の場所分析などを目的としています。このような利用の仕方が一部の人々から懸念されています。
まとめ
最終的に、SOS機能は非常に便利だと考えていますが、それに付随する問題を理解し、自分の生活にどう活かすかを考えることが重要です。IP68の防水機能を持ち、深さ2mまでの水に30分耐えられるため、雨の日でも安心して使用できます。安全機能の強化が進んでいる中、ユーザーがより安心して使える環境が整いそうです。