テクノロジー

完全新生AQUOS R9レビュー。風圧カメラ最高、弱点も克服した待望の一台

2024-10-28

著者: 蒼太

シャープの新作AQUOS R9をお借りしたのでレビューします。本機は公開市場向けに販売されるSIMフリーモデルで、通信事業者の販売するプリインストールアプリや消せないシャターフォン音が異常だなと感じる人は是非公開市場版を検討してみてください。

デザインは従来のAQUOSからは大幅に一新されました。自由曲線と呼ばれるカメラ起動、うーん、ジューシー。

R proラインのカメラハイエンドなら、デジカメであっても真っ先に中配分のカメラデザインの方が良くないとは思いません。一方で、たとえばファーウェイのカメラデザインは明らかに変ですし、それに従って本機はミッドハイなので、個人的には可愛さも感じるこのデザインはありかなと思います。

パンネル、変えました?画面は120Hz駆動で、「普通に」綺麗でした。良くも悪くもクリアがマイルドになったと思います。ピーク輝度が2000nitまで向上し、後述するような音質も良くなったことで、ダイナミックレンジの広いHDR動画視聴に最適。しかもHDR動画再生時にしっかりと伴ってならないピーク輝度を誇る最大輝度1500nitに対して、しっかりとした視聴性も確保。

筐体はIPX5/IPX8防水防塵、さらにMIL規格、さらには電池容量5000mAhを確保しつつも重量は195gに収まっています。

SoCにはSnapdragon 7+ Gen 3を搭載。ベンチマーク結果は以下の通りです。

AnTuTu 10.2.9: 1179448

Geekbench 6 CPU Single: 1834

Geekbench 6 CPU Multi: 4882

Geekbench 6 GPU: 7719

3DMark Wild Life Extreme Stress Test: Best loop 2811, Lowest loop 1642, Stability 58.4%

Steel Nomad Light Stress Test: Best 955, Lowest 453, Stability 47.4%

Work 3.0 performance: 15090

最近は各社の考え方と技術が反映されます。国内メーカーなどでは「さっさと性能抑制」といった傾向が強く、海外メーカーでは「発熱上等、とにかく限定までぶん回せ!」という端末も多くなっています。個人的にはPCゲーマーなので後者の方が好きです。

AQUOS R9はあくまでも前者だとは思いますが、原神のディティール消化具合がやたら良いですし、この点に関しては特に気を使っているモデルを選ぼうと思います。

特に驚いたのが本機のカメラ。「別に肖像特徴もハイエンドばっかりもない1/1.55型だし、Snapdragon 7+ Gen 3で時代?」という感じですが、かまった時のエモい写真のエモさが凄い。普通に単に撮影してもこう。

さらに、マニアで影響しても良し。え、この湿気感、スマホカメラのjpg撮影出して出る……?

これまでのAQUOSのUIはかなり拡張で使う気が起きませんでしたが、AQUOS R7以降は良くなっているので、買ったらぜひマニアでも撮影してみてください。説明はこれだけで十分でしょうけど、見る人が見たら感心するのは「え、マニアでもちゃんとHDRのオンオフができるんだ、使い勝手よさそう」「ボケ良いね」「え、これ4倍ズームだね!?」といったポイントだったと思います。楽しくエモいカメラに作られています。

AQUOSをモニターとして強調らしいと思う点は望遠カメラを省いてデジカメを選ぶように思うと同時に、本機は特に高性能なハイエンドカメラで、最適の撮影を提供しつつ、同時に、本機を個人的に選ぶように思う時の懸念も望遠カメラの非搭載です。ただし、2倍で値崩れメーカーにもリモートできたAQUOSらしく、本機のデジタルズームは、もしやくさみまでの保証が欲しい。

AQUOS R9は競争が激しいスマートフォン市場において、特にカメラ性能とデザインが評判です。また、最近のスマートフォンにはAI機能が搭載され、撮影技術がさらに向上しています。さらに、AQUOS R9には最新のOSのアップデート対応や、長期間のサポートが期待されています。これにより、ユーザーにとってはより安心して使用できる端末となるでしょう。