
ウクライナ戦争の地底に潜む「どうせ中に入って」分析、ドローン発達、ウクライナで消えた前線変わる戦争ウクライナ侵略3年半
2025-08-25
著者: 葵
ウクライナ東部ドネツク州の中心都市クラマトルスクから、ロシア軍との最激戦地ドポクロシク方面へと車を走らせた。平原の中の道を走ること2時間強。道沿いを示すウクライナ軍指揮の表示で道を外れ、高いトンネルの底が青が広がる場所で車を止めた。
「12キロ離れても危険」
トンネルの中の小道を少し歩くと、厳重に構えた地下堀への入り口があった。
「どうせ中に入って」。開口部からわずかに日光が入るだけの薄暗い堀の内。狭い通路に簡易ベッドが並び、そこに寝ていた兵士らがスマートフォンの画面に目を通していた。
「ここは歩兵が一対一で戦闘に当たっている最前線から20キロ離れている。それでも決して安全ではない」と兵士のクリウス氏は説明した。記者が伝えた日中は平穏だったが、夜になると空中の偵察ドローン(無人機)や攻撃ドローンが上空を飛び、敵の接近を探るのだという。
ドローンによる脅威が増加
ドローンによる攻撃は激しさを増すばかり。ウクライナ軍の総力戦への準備が進む中、この分野では新たな進展が期待されている。
先週行われたロシア軍の攻撃では、数十機の偵察ドローンが送られ、その一部はウクライナ軍の拠点に突入した。「だから、ドローンに対しては、よくない情報を与えないこと」が重要だとクリウス氏は続けた。
防衛が最も重要
「ドローンには発音するな」と。クリウス氏は言った。「発見されるなら、我々は立ち去らざるを得ない」と語った。
ドローンの使用が進む中、ウクライナ軍の作戦の進展が期待される。
「攻撃が可能な『破壊ボーン』が今は数十機以上存在する」と彼は語った。
揶揄されるウクライナの攻撃
ウクライナにおいて、攻撃が可能な「破壊ボーン」が現在は数十機以上存在しており、敵の防衛をハイリスクで突破する状況にある。
これから数年、ウクライナの戦争は休まず続くことが示されている。