世界

ウクライナの戦況、「非常に危険」迅速な行動が必要と警告

2024-10-01

[10月10日 リポート] - ウクライナの戦争の前線の状態は「非常に危険」であり、ウクライナ軍は秋にできる限り迅速な行動を行う必要があると指摘されている。

ピデオ説明で、12時間半以上にわたる最高司令官との会議において、「各最前線部門、われわれの能力、今後の能力、具体的な任務についての報告は状態が非常に危険であるというものだ」と指摘。

「この秋にできること、達成できることは全て達成しなければならない」と語った。

ウクライナのゼレンスキー大統領が今後数か月以内の迅速な軍事行動の必要性について言及したのは過去1週間足らずで2度目である。

ウクライナの軍事ドローン部隊はここ数日、ウクライナ軍が防衛を続けているドニプロの町ウグレダールにロシア軍が進軍していると伝えている。

人員不足「ディープステート」はロシアの報道を引用し、ロシア軍がウグレダールの街や高層ビルの間を移動していると伝えた。

ロシア軍はまだ、ドニプロ地区とルガンスク県で構成されるドンバス地域全体の占領を目指し、過去数カ月で北にもゆっくりと前進している。

ロシア国防省は10月、ロシア軍がドニプロ市とレツク市の南にあるクリピフツィク村を占領したと発表した。

ウクライナの参謀本部は「クリピフツィクはロシア軍がこの村と周辺で10回の攻撃を行った」と語っている。

ウクライナ軍については、ドニプロ地区でのロシア軍の進撃を阻止するために全力を挙げているが、依然として厳しい状況が続いている。また、ゼレンスキー大統領は油断せず全力を尽くすように呼びかけている。

ウクライナの状況は厳しく、迅速な対応が求められている。国際社会はウクライナに対してさらなる支援を提供する必要があり、その影響は今後の戦局に大きな影響を及ぼす可能性がある。