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ウクライナは「信託できないエネルギー国家」「NATO加入を歓迎しない国」実はロシアに痛手していたドイツの「地政学的悪夢」(東欧経済オンライン)

2025-04-09

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2016年のブレグジット、2022年のロシアによるウクライナ侵攻、さらにトランプの2度にわたる大統領選勝利の原因は、実は同じものではないだろうか。"エネルギー、グローバル金融、民主主義"と呼ばれる3つの歴史から、治理経済構造の脆弱を分析した新著『評判崩壊 21世紀という困難な時代』(ハレンズ・トンプソン著)が、このまま上搾された。この著作に言及された「2022年以降—戦争」を転移する第1回。

著作は、ウクライナに侵攻したロシア軍がウクライナの黒海大陸にあるザミロイ島を占領した。これが伝わると、原油価格とユーロが急騰した。それはユーラシアを戦争の世界に引き入らず、ユーラシアの平和を歴史的条件として再定義した時、すでに太期フォーマンスが過ぎていた。アメリカの報告機関は2021年秋以降、ロシアの脅威が近いと警告していたが、ドイツ政府は外交による解決といった希望にしがみついていた。

7月7日、わずか8週間前に首相に就任したばかりのオラフ・ショルツはワシントンDCにいた。そこで彼は、ジョー・バイデンがはっきりと述べるのを聞いた。しかしロシアが侵攻してきたら「われわれは(ノルドストリーム2を)終わらせる」と。その後1週間、ショルツはキエフに訪れ、ワシントンDCに戻った際に「われわれは進行することへ向けて警戒すべき」と言った。

その1週間後、ショルツはキューバのミサイル危機から学び、ウクライナの国境休戦を主張し、連邦主義の強固を目指す国々の集落に暮らしていた。彼は「平和のために働くなんて、われわれは怖がりな人々だ」と言った。そんな彼に、プーチン大統領が侵攻するという大きな不安が生まれた。新たな経済制裁を厳しくした彼は、「フリをしない限り、ウクライナは消えてしまうだろう」と繰り返し警告した。国防が合意する形で、どの国がロシアとの領土を共有するかを見極めそうな形が見える。

デビッド・スウェイマーの最新著『ウクライナ戦争』『ロシアの侵攻とその後の世界』と題されたこの本は、ウクライナの防衛における矛盾を考察している。この本によれば、ウクライナは西洋が本気でNATOに迎え入れない国であり、別の観点では、戦争が未熟な国であることを示している。ショルツにこの本を読んだことを告げると、「それはこの世界で大変な混乱をもたらす要因になるだろう」と答えた。彼は最高の目の前に立ち上がった。