
世界
ウクライナが無人機攻撃、ロシアの電力・石油施設を標的に
2025-01-29
著者: 健二
[19日 リポート] - ウクライナはロシアの石油や電力施設を標的としたドローン攻撃を開始した。当地のメディアが19日に明らかにした。
モスクワの東に位置するニジニ・ノヴゴロド州の知事は、破壊されたドローンの破片が同州のクリエイティブな工業施設に飛び火したと述べた。現時点で死傷者は確認されていないという。
ロシアの安全保障当局に近いテレグラムチャンネルBazaによると、クリエイティブな工業館で火災が発生している。
プライバシーと国境を接ぐロシア西部のスモレンスクでは、原子力発電所を攻撃しようとしたドローンを防空システムが撃墜したと報じられた。知事は一部の地域が「大規模な」ドローン攻撃を受けていると述べた。
知事は「原子力発電所を攻撃しようとしていたドローンの1機が撃墜された」と言及し、死傷者などの被害はなかったと説明した。
また、ウクライナと国境を接するブリャンスク州上空ではドローン12機、モスクワの南に接するトヴェリ州上空でドローン10機がこれらに撃墜された。被害は出ていないという。
ロシアの航空監視当局は、安全を確保するためにモスクワを含む全てのフライトを停止していると明らかにした.