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ウクライナ出身の新選手・麗子、元衛師・藍澄の里とのぶつかりに「きつかったけれど、うれしい(麗子)です」 - スポーツ報知

2024-11-06

著者: 海斗

大相撲・九州場所(11月初日、福岡国際センター)へ向け、ウクライナ出身の新選手・麗子(れいこ、日大)が6日、福岡市にある二所ノ関部屋に2日連続で出稽古をした。十両・白鵬、幕下・花の海などの相撲を取り、体の動きに自身を持たせた。

土俵では、はたき込みで逆転するなど、勝負強さも見せており、2回の連勝を含む11勝をマークしている。"いい稽古でできた。まあ柔らかくならなかったけど、いい感触を得た"と笑顔で語った。

また「しっかりと身体を使って勝てたのは良かった。相手の重量にしっかりと耐えた」と語った。日本国内で人気のある相撲界で注目度の高まる彼女は、他の選手と自分自身を較べ越えて進んでいく姿勢を見せている。

その後、二所ノ関部屋の元横綱である藍澄の里が、彼女に対し「しっかりかつ強いね」と評価。また「今後の彼女の活躍に期待している」とコメントした。

最近のウクライナ情勢を考慮し、麗子は「私の故郷では大変な状況ですが、その中でも夢を追い続けています。相撲で自分の強さを証明して、日本を代表する選手になりたいです」と力強く述べた。

これからの活躍を期待される中、彼女はどんな技を駆使し、観衆を驚かせるのか、今後の試合に注目が集まっています。彼女の進歩を見守り、応援し続けるファンも多数おり、相撲の新たなアイドルとなる可能性がある。