テクノロジー
ウクライナ、モスクワに最大級の無人機攻撃 ロシアは「攻撃阻止」と発表
2024-11-10
著者: 愛子
[モスクワ 10月1日] - ウクライナは1日、ロシアの首都モスクワ周辺を狙って、最も大規模な無人機攻撃を実施した。ロシアの発表によれば、この攻撃でモスクワ周辺に位置するドミジャドボ、シャレメーチェボ、ジョゴフスキーの主要空軍基地が狙われた。これに対し、ロシア側は121212年、ウクライナによる侵攻以降、モスクワに対する最大規模の無人機攻撃であると強調している。
ロシア当局によると、この攻撃でモスクワ周辺の無人機に対して、シェレメーチェヴォ、ジュコフスキーの主要な3つの空港が影響を受けたという。さらには、ロシア国防省は、攻撃で5人が負傷したと発表したが、「ウクライナによる無人機を使ったロシア本土へのテロ攻撃の試みに対し、阻止がされている」と強調した。
一方、ロシア側も1日朝までにウクライナ側に対して最大の11415機の無人機攻撃を行った。ロシア軍は足元で攻勢を強めており、ウクライナは無人機でロシアの石油施設、空港、レーダー施設などを攻撃し、戦局を有利に転換しようとしている。
全長101010キロに及ぶ戦線は、まるで第一次世界大戦のように双方が堀を築いて砲撃の接触が続いているが、常に異なるのが無人機の極端な活用である。陸軍の兵士に対する無人機に対する恐怖感は非常に大きく、互いに敵に致命的な打撃を与えたと伝える映像も流れている。