つくば市で建物倒壊、茨城県全域に警戒情報…「社員が帰ってくる夕方なら死者が出ていたかも」

2025-09-18

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突如襲った激しい雨と突風

18日午後、茨城県内では局地的に激しい雨が降り、突風が発生しました。つくば市では建物が倒壊するなど、被害が相次いで報告されました。特に午後7時頃には、住民が「街路樹が倒れた」といった防災情報が相次ぎ、8時には少なくとも20件の突風被害が確認されています。

広範囲に及ぶ警戒情報

つくば市で最も強い瞬間風速18.7メートルが観測され、同日に発表された茨城県全域に「警戒情報」が出ました。都内でも同様の気象が観測され、住民は注意を喚起されました。

倒壊の影響と恐怖の体験

つくば市のある公務員宿舎では、地下部分が倒壊したため避難命令が出されました。また、同市では「昼間、業務を行っている社員が帰る夕方頃だったら、死者が出ていたかもしれない」との声も上がっています。

多方面での交通混乱

さらに、土浦市や八街市などでは、一時、鉄道が運転を見合わせ、多くの列車が停車しました。東京電力も雷や大雨が原因とされ、停電が発生したことも報告されています。怪我人の情報はまだありませんが、住民たちは不安を抱えています。

事態の収束を願う声

関係者は「自然災害は予測できない。今後も万全な備えが必要だ」と警鐘を鳴らしています。住民たちの無事を祈る声が多く聞かれ、地域全体での結束が求められている状況です。