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トヨタ車の犯罪多発…12分もたたずにエンジンがかかり、乗り込んで逃げ去る犯罪カメラ映像 : 読売新聞

2024-11-05

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最近、トヨタの人員車が狙われた自動車盗が茨城県内でも相次いでいる。特に南側地域では被害が目立ち、ディーラーに並ぶ展示車を盗むという大胆な犯行も増加している。県警は注意を呼びかけているが、対策には限界もあるようだ。

ディーラーの展示車被害については、先日、展示していたレクサスが今年4月に盗まれた際、犯行の一部始終を隠しカメラが捉えていた。

映像には、パーカーを着た男2人が登場。道と店の間に止めてあったレクサスに近づき、そのまま1人が運転席に立ち、その後もう1人が車両左前の角でしゃがんで細工を始めた。その様子は、誰にも気づかれていないかのように見えた。その後、わずか12分後、エンジンが始動し、2人は乗り込んで逃げ去った。

この店では以前から、電気キーの電波を外部から増幅させて車のキーを開けて盗む「リレーアタック」を防ぐための機器を導入しているが、それでも新たな犯罪手口が現れ、被害は続いている。

警察の調査によると、昨年に見回り車が盗まれた件数は市町別でつければ市が318件と最も多く、次いで水戸市が12件、常総市が10件となっている。トヨタのプリウスに関する被害が顕著で、今後も危険が続く可能性が高い。

また、最近では自動運転技術が進化してきたことで、それを悪用する犯行も懸念されている。つまり、皆さんが安全だと考えているトヨタ自動車も、決して安全ではなくなりつつある。市民としての意識を高め、日々の注意を忘れないことが求められる。小さな注意が大きな犯罪防止に繋がるかもしれない。