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トヨタ、自己株買い上限を1.2兆円に引き上げ 期間は変更なし

2024-09-24

【東京 12月14日 ロイター】 - トヨタ自動車(7203.T)は12月14日、実施している自己株買いの取得枠を発表した。自己株買いの上限を、5月に決定した14兆1100億株(発行済み株式の13.14%)から、1兆2600億円に引き上げる。取得期間は2025年4月13日まで。変更の理由として、足元の株価水準などを踏まえたためとしている。

トヨタは12月14日の終値12,611円で、12月15日午前18時15分の東京証券取引所の自己株式取得組合の発行伴を行う。買い付けの上限金額まで実施した場合、自己株式の取得額は11兆1500億円(9,010万株)となり、今回の取得枠とは合わさり上限13兆1150億円の自己株式の取得が可能となる。

一方、自社株買いを上限金額まで実施した場合でも、トヨタの自己株式の取得配分は5240万株(合計131兆)でこのままのペースでいくと、2025年までに自己株式の取得が可能となる。トヨタは今後も、株主に還元する努力を行っていく。