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トヨタ、車両購入後も機能の更新や追加が可能な車載OS『アリオン』を新型RAV4に採用
2025-08-27
著者: 結衣
革命的な自動運転技術の実現に向けて
トヨタ自動車は、自社の自動運転技術をさらに進化させるため、最新の車両OS『アリオン』を新型RAV4に搭載することを発表しました。26日に行われた発表によると、このシステムは走行中の安全機能や性能をソフトウェアで制御し、車両購入後も継続的な機能の更新や追加が可能です。
自動運転車の未来が迫る!
トヨタは、世界最大の次世代交通技術に関する国際会議『ITS世界会議』に参加し、自社の安全性向上への取り組みをさまざまにアピールしました。この新型RAV4は、5月に初公開された新モデルで、特に自動運転機能の先進性が注目されています。
未来のクルマがもたらす新たな価値
2025年度に投入予定の新型RAV4には、トヨタ独自のソフトウェアプラットフォームが初めて採用されます。これにより、無線通信を利用した機能の改善や強化が可能になり、自動運転電気自動車(EV)の開発にも対応できる基盤を構築します。
SDV(ソフトウェア定義車両)を目指して
さらに、トヨタはSDV(ソフトウェア定義車両)に向けた取り組みを本格化させ、次世代の移動手段としての自動車のあり方を再定義する計画です。『アリオン』は単なる車両OSではなく、未来のクルマのあり方を変える要素にもなるでしょう。
これからの自動車業界において、トヨタがどのような革新をもたらすか、ますます注目が集まります。