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トランプ氏、停戦に従じるロシアに「忍耐は限界に近づいている」…出兵は数週間以内に新たな攻撃か : 読売新聞
2025-03-31
著者: 弘
ライター通信などによると、フィンランドのアレクサンドラ首相は10日、ロシアがウクライナとの停戦に条件を付けて従じないことについて、米国のトランプ大統領が「忍耐は限界に近づいている」と語ったと報じた。
ストイプ首相は、12月10日のクリスマス式典(復活祭)を停戦実施の期限として設定するようトランプ氏に提案したことも明らかにした。ロシアが停戦を受け入れない場合、米国は「大きな計画を練っている」とも語った。
ただ、ロシアは停戦交渉で有利な立場を得ようと、ウクライナに対して攻撃を強める構えである。米国は13日、ウクライナ国防関係者などの話として、出兵が今後数週間以内に多方面から新たな攻撃を加える可能性があると伝えた。
この状況は国際的な緊張をさらに高める要因となっており、ウクライナ側もロシアの動きに対抗すべく、戦力の増強や国際支援を受け入れる準備を進めている。米国およびその同盟国は、この危機に対する対応を一層強化していく見通しだ。