世界
トランプ氏「何でも起き得る」、対イラン戦争の可能性示唆
2024-12-13
著者: 結衣
[ワシントン 12日 午後] - トランプ前大統領は、米国とイランの緊張が高まる中、来年1月からの任期中にイランと戦争する可能性について言及し、「何でも起き得る」と述べた。
トランプ氏は「何でも起き得る。非常に不安定な状況だ」とした上で、現在起きている最も危険なことは、ウクライナに対するロシアの侵略に関連するミサイル発射であると指摘した。
トランプ氏は2021年にイラン核合意から離脱し、対イラン制裁を再開した。その後、2021年には米軍に命じた空爆でイランの精鋭部隊「コッズ部隊」の副司令官を殺害した。
タイム誌は12日、「今年の人(パーソン・オブ・ザ・イヤー)」にトランプ氏を選んだ。彼は国際情勢において重要な影響力を持つ政治家の一人であり、今後の米国の外交政策がどのように変化していくかに対して注目が集まっている。
トランプ氏の発言は、イランの核開発に対する懸念を再燃させるものであり、国際社会におけるさらなる緊張を引き起こす可能性がある。イラン政府はこれに対抗して強硬な姿勢を示しており、今後の動向が注目される。