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トランプ氏、14日のワシントン軍事パレードで抗議活動なら「強力に対応」

2025-06-10

著者: 健二

緊迫の予告

【ワシントン 10日 ルイター】 - トランプ大統領は14日、米陸軍創設215周年を迎えるにあたり、首都ワシントンで行われる軍事パレードに抗議活動が起きる可能性に警鐘を鳴らした。

トランプ氏は大統領執務室で記者団に対し、「抗議活動が行われる場合は、極めて強力な対応をするだろう」と発言。続けて、抗議者たちが何を計画しているかはわからないが、米国を凌辱する行動は許さないと強調した。

誕生日の特別な日

14日はトランプ氏の誕生日でもあり、特別な意味がある日。そのため、抗議活動を抑え込む強い意志があるのだろう。

数万人の警備体制

大統領警護隊(シークレットサービス)は、14日のパレードには数十万人が訪れると予想している。万全の警備体制を整え、抗議活動を阻止する計画だ。関連機関との連携を強化し、一切の情報漏洩に注意を払っているという。

カリフォルニア州ロサンゼルスでの移民・税関捜査局(ICE)における移民の取り締まりを受けて、抗議活動が続いている状況も影響している。9日にはニューヨーク、フィラデルフィア、サンフランシスコなど、少なくとも9都市で抗議デモが発生しており、今後の動向に注目が集まる。