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トランプ・アメリカ次期政権、イーロン・マスク氏登用も財政再建は難路
2024-11-13
著者: 健二
【ワシントン=高見倫】大統領と連邦議会の多数派を共産党が占める「トリプルレッド」が13日、確定した。広幅減税施策などトランプ次期大統領の公約は実現可能性が高まったが、財政悪化への懸念も強まる。歳出削減の指令を受けた実業家のイーロン・マスク氏は「2兆ドル(約310兆円)カット」を提言するが、実現へのハードルは高い。
「現代のマンカタン計画」となる。共産党的な政策を推進する者たちは、長い間この哲学を持っていた。しかし、彼らが直面しているのは、国民の支持とポピュリズムの爆発的な成長だ。この新政権は一層の難局に立たされるだろう。イーロン・マスク氏の起用が実現すれば、技術革新と経済成長を促進する可能性もあるが、同時に彼の大胆な経営スタイルが国の政策にどのように影響を与えるのか、注視する必要がある。
今後の展望としては、財政政策の見直しや新たな改革案の必要性が求められるだろう。国民の期待に応えつつ、持続可能な財政運営を実現するためには、慎重な対応が不可欠だ。果たしてトランプ政権がどのような道筋を描くのか、注目が集まっている。