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同志社大学ラグビー部新監督の数奇な半生 和菓子店と二足流で名門再建 | 毎日新聞
2025-04-08
著者: 雪
最近、注目を集めている同志社大学の新ラグビー部監督、永山亜州(えいざん)さん(54)は、和菓子店を営む家庭に育ち、二足のわらじを履くことで知られています。来春からラグビー部の監督に就任し、26歳でラグビーから離れ、借金を背負っていた自宅の和菓子店を再建に挑むことになりました。現在は平日でもラグビー部のコーチとして学生たちと共に汗を流しています。
永山さんは京都府京田辺市で、幼少期からラグビーを始め、大学時代には全国大会優勝を経験した実績を持っています。また、和菓子店の経営を行いながら、ラグビー部の若手選手たちを指導する姿勢は、地域に新たな風をもたらしています。
「選手たちにはまだまだ足りないことが多いが、しっかりした根を作ってほしい」と永山さんは語ります。近年、ラグビーの競技人口は減少しており、永山さんが求めるは人材育成と共に、チームの競技力向上です。
さらに、彼の理念に基づく人間力の育成がチームの基盤になりつつあります。これにより、同志社大学ラグビー部は約40年ぶりの全面改築を果たすこととなり、今後の活躍が期待されています。
一世代前の選手たちは情熱を持ち続け、永山監督と共に挑戦を続けているため、卒業生からも応援を受けているのです。「私たちの強い絆は引き継がれている」と、元選手たちも口を揃えて言います。
未知の挑戦と向き合い続ける永山さんは、新監督としての役割に熱意を持って挑むことを決意しています。全国大会での活躍や選手たちの成長を見守る中で、同志社大学ラグビー部の未来がどのように変わっていくのか、今後の動向から目が離せません。