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「同性の恋人がいる」カミングアウト後、高校から停学と卒業証書保留の通知→生徒が抗議、学校側は否定
2025-05-31
著者: 愛子
SNS上でのカミングアウトが波紋を呼ぶ
アメリカにある高校が、SNSで「同性の恋人がいる」とカミングアウトした生徒に対し、停学と卒業証書の保留を通知しました。このニュースは瞬く間に広がり、現地のコミュニティは大きな反響を呼んでいます。生徒は、学校の対応に抗議の声を上げることを決意しました。
驚愕のスクールポリシー
3年生のモーガン・ストロングさんが4月24日、SNSに同性の恋人との写真を投稿したことで、学校側は「不適切な行動」を指摘し、停学処分を決定しました。さらに、卒業に向けて必要な書類の発行も保留されることに。学校は、特に卒業証書の発行について厳しい立場を崩さず、モーガンさんの行動が学校の方針に反すると主張しています。
生徒たちの不満と抗議の声
モーガンさんは、学校の対応に絶望感を抱きながらも、SNSを通じて支持を広げ、多くの仲間が彼女のために声をあげています。彼女は、学校側のポリシーが時代に逆行していると訴え、今後の行動に備えて準備を進めているとのこと。仲間たちも彼女の立場を支持し、彼女を守るための行動を共に起こしています。
学校の公式声明と今後の動き
学校側は、モーガンさんに対する処分について「その行動は学校の規則に反する」との声明を発表。しかし、生徒たちはこの対応に納得しておらず、学校の方針が人権に配慮されていないとの批判が巻き起こっています。モーガンさんの仲間たちは、集会や署名活動を通じて、彼女の権利を守るために立ち上がっています。
時代を反映した問題提起
この事件は、今後の教育現場における性の多様性や人権問題についての議論を呼ぶきっかけになるでしょう。社会全体が多様性を受け入れる方向へ進む中で、学校がどのように変化していくのか、今後が注目されます。モーガンさんの勇気ある行動が、新たな変革の第一歩となることを期待します。