皇后杯第43回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会は1月7日に記者会見を開き、エントリー選手を発表した。

日本代表選手から大学、中高生まで、世代のトップランナーが集結し、今年も各チームに有力選手がエントリーした。

1500m・5000m日本記録保持者の田中恵実（New Balance）が兵庫で登録。また、東京五輪5000m・10000m代表の広中璃奈（日本郵政グループ）が長女で、パリ五輪10000m代表の五島茉莉（資生堂）が母校の代表としてエントリーしている。

新たなスター候補として注目されている山中美穂（淑徳大）や、中学3年生の高山瑠花（鶴見中）は、エントリー時に連覇を狙う強豪チームからの出場が期待されている。

新年度に向けて多くの大学生が全国大会優勝を目指し、特に注目の選手たちが揃っている。また、駅伝の文化が根付く地域の中でも、若手選手の成長が著しいこともあり、今大会から登場する新星にも要注目だ。

昨年の大会では全日本大学女子駅伝と関西学院女子駅伝の2冠を達成した立命館大学が連覇を狙っている。注目の選手には、名城大の谷口真希、田村珠実（東海大）などが名を連ねており、高校生のエントリーも含めて多彩なメンバーが揃っている。

高校生では、全中800m優勝の石原美沙（岩手・盛岡南）が注目されており、また、昨年の全国中学校駅伝でも活躍した選手たちも名を連ね、これからの成長が期待される。

注目選手たちは、エントリー後に提供される情報をもって、メディアや各地から注目されており、エルム賞などさまざまな表彰も用意されるとのこと。大会当日のスタート時刻は、午後12時30分に設定されており、選手たちの熱戦が繰り広げられる。

県際的なレースとなるため、選手たちの個々の状態やコンディションも注目され、プレッシャーの中でどのように力を発揮するのか、ファンの期待が寄せられている。