テスラ、四半期決算で死亡事故があったかもしれない
2024-10-26
著者: 蒼太
テスラのアップデートは続くよ。
先日の決算発表でテスラは四半期利益が前年比417.3%も爆増し、テスラ株は21.92%も上がりまくっています。
10月10日に自動運転タクシーの進捗状況について発表があったんですが、名称(Cybercab=サイバーカブ)とデュアルメージ、予定価格(3万ドル=約450万円)だけの薄っぺらい内容。製造開始は2026〜27年までだれとも決まっており、11月のテスラ株は8.8%も下がっており、逆にUber株は10.8%上がって史上最高値をつけ、Lyft株は9.6%増加。暗雲を分ける一幕もありました。
今回テスラが発表した自動運転タクシーは次の2種類です。
・Cyberbab:2人乗り乗用車。ライトシャワー用。
・RoboVan:20人乗りバン。配送用にも使える。
このようなCyberCabは「UberやLyftの代わりに使えるロボタクシー」と言われていますが、発表ではUberやLyftに対抗するライトシャワーアプリについては明らかにされていません。自社で開発するのか、既存のライトシャワー運営会社と提携するのかも不明。
自社開発のアプリでサービスを展開中のWaymoには、いつまでか大きく水をあけられています。
ライトシャワー構成も自動運転タクシーに極端に
ライトシャワー運営も自動運転タクシーには大きな関心を示しており、縮小と絡めるだけじゃなく、極端に攻めてもいます。UberはGoogle(グーグル)系列の自動運転車メーカーWaymo(ウェイモ)と提携しており、LyftはMotionalと提携中で、もう実際にアプリで自動運転タクシーを予約できる地域もあります(Lyft-Motionalはラスベガス、Uber-Waymoはフェニックスを皮切りに来年はアトランタ、オースティンにも拡大予定)。
先日Uber CEOはイッタビユーで「将来的にはNYの空港と街をロボタクシーに巡回させて片道9ドルとかで移動できるようにしたい」と言っていましたが、ものすごい勢いで変化が迫られています。
とりあえず四半期決算で申し訳ない素材がないから、自動運転タクシーで上がりそうにしているのかな?と思っていたら、今回は大いに外れた。テスラ株はまったく読めませんね。