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【特報】中川選手が来春の最上級者戦見据え早期段階変更を表明「バンタム級は長くないかな」

2025-04-07

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プロボクシングWBC世界バンタム級王者中川選手(27=M・T)が、来春の対決を約束した4団体統一チャンピオン最上級者戦に向け、早期の段階変更を示唆した。次戦は予定されている6月に開催される可能性が高く、7日には相模湾CCで取り組みを中心とした合宿を開始する。10日までに3回の懸命な鍛錬を行う予定だ。

中川選手は「天才ボクサー」を目指して進むことを強調。近年、体重別競技においても新たなスタイルを模索し続けており、特にバンタム級においては「長くはない」との考えも示した。その姿勢により、もうすぐ6月の次戦がバンタム級ラストマッチになるかもしれないと予想される。

所属ジムの村野健会長も、今春の対決に自信を持っており、「特に準備が整ってきた」と語った。中川は2月の東京・有明アリーナで行われた無敗挑戦者ダイド・クエア(メキシコ)を2度のダウンを奪い完勝し、即座に再出発の期待を込めた。ここでの成果を受けて、彼は「まだまだ次戦に向けて進んでいける」と自らを奮い立たせている。

さらに中川選手は、次の対戦相手について具体名は避けたが、6月の対戦を「緊張感を持って望みたい」とし、苦手なスタイルに取り組む覚悟も見せた。「強い選手と対戦することで自分をもっと成長させたい」との強い意志をすでに示しており、ファンの期待も高まっている。

中川選手が次の試合までの準備をどう進めていくか、また彼の今後の進路が注目される。果たしてバンタム級を超越し、さらなる名を轟かせることができるのか、その戦いが待たれる。