台湾問題に巻き込まれる韓国の立場

北京18日、国務院からの報道によると、中国外務省の大使が18日の会見で、台湾は中国の内政問題であると発言し、これにより台湾を巡る議論が再燃している。

韓国の姿勢は？

韓国の外交当局は15日、外交筋を通じて反論し、「台湾問題は純粋に中国の内部の問題だ」としつつも、「韓国は台湾を中国から切り離そうとする動きには懸念を持っている」との立場を表明した。

中国の台湾政策に対する世界の視線

中国外務省の報道官は会見で、「台湾問題は根本的に中国人民にとっての問題であり、台湾問題の解決は、中国が平和的な統一をすすめるための最大の努力が必要だ」と述べた。これに対しアジア各国は、中国の強硬な姿勢に注目を集めている。

要いるのは協力と平和

韓国の外交当局は、台湾周辺の安定と平和を保つためには、各国が緊密に協力することが重要であると強調している。「台湾の安全と安定のために必要な最大限の努力を尽くす」とも語った。今後、国際問題において台湾がどう取り上げられていくのか、引き続き注視していく必要があるだろう。