
世界
台湾の軍事力、地上最強の戦車を投入!
2025-07-10
著者: 蒼太
台湾、地上最強の戦車M1A2Tを導入
台湾が中国の侵攻に備え、最先端の戦車「M1A2Tエイブラムス」の実戦訓練を開始しました。北部の新北市で行われたこの訓練では、38両の戦車が年内に配備される予定です。昨年の12月に到着した1次ロットのこれら戦車は、地元での初公開も果たしています。
「地上最強の戦車」と称される理由
訓練を視察した台湾の軍幹部は、「この戦車は打撃能力と機動性が非常に高く、地上最強の戦車である」と絶賛。彼らは、国の主権を守るため、一般市民が自由に生きられる環境を維持するために全力を尽くすと述べました。
戦車の実戦性能と訓練内容
今回の訓練では、4両のエイブラムスが連携して行動し、対中戦力の強化を図るための戦術を実地で試しました。台湾の主力戦車は、1994年から1996年にかけて米国から購入したM60A3や国産のCM11などがあり、老朽化が進んでいます。そこで、新しいM1A2Tを導入することで、武器システムの強化が期待されています。
中国による軍事的脅威への対応
台湾は9日より、中国による軍事的脅威を考慮し、大規模な演習「漢光」が各地で開始される予定です。この演習は、未配備のエイブラムスに対する実戦訓練が含まれておらず、戦略的な演習として重要な位置を占めています。
改善された戦車性能の期待
台湾が調達したM1A2Tは、高度な装甲技術を用い、敵の攻撃に耐える力を持っています。これにより、120mm滑腻砲を搭載したエイブラムスは、中国の軍事的挑発に対抗するための重要な役割を果たすことが期待されています。台湾の安全保障を強化するこの一手に、国内外の注目が集まっています。