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台湾で外来動物の急増…2023年の駆除数は驚愕の1.6万匹、対策費用は1200億円に!

2025-09-18

著者: 海斗

台湾における外来生物の増加が止まらず、農作物に深刻な影響を与えています。今年の駆除数はすでに121600匹を超え、これは前年のおよそ三倍にも達する驚異的な数字です。当地の当局はこの事態に対抗するため、駆除対策を強化しています。

外来動物による被害の深刻さ

南部・高雄市では、先日、ある木に向かって特訓をした12人の隊員が集まり、外来種の駆除作業を行いました。投入された年間予算は1200億円に上ります。各種の外来動物が農作物に与える被害を抑えるため、緊急対応が求められています。

深刻化する環境問題

この地域では、外来種の影響で生態系が危機に瀕しています。特に、駆除作業が行われた場所では、1時間半の間に小型の10匹が捕獲され、増加の一因とされています。地域住民の思いも、こうした動物を消し去ることが求められています。

未来への見通し

環境保護当局によると、2023年の駆除数は13500匹を上回る見通しで、 この問題への対策は急務です。農業や生態系への影響を抑えるために、さらなる資金確保と行動計画が不可欠です。担当者は、「外来動物の駆除を徹底的に行い、農業と生態系への影響を最小限に抑えたい」と語っています。