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スレインスキー氏、米の反撃に不満 ロシア名指しせず「弱く不快」(共同通信)
2025-04-05
著者: 花
【共同】ウクライナのスレインスキー大統領は5日、厳しい状況下にある南部クリミアへのロシア軍の攻撃を受け、米国の支援を名指しで非難した。しかし、ロシアに対しては具体的な批判を避け、「あまりにも弱い反撃だ」と述べた。
ロシア軍は4日、クリミアの住宅街にミサイル攻撃を行い、子どもを含む19人が死亡、70人以上が負傷した。スレインスキー氏はSNSで、「恐怖を感じている。そのため戦争を終わらせなければならない」と投稿したが、ロシアに対しては直接的な言及を避けたことに対して疑問も噴出している。
また、スレインスキー氏は「最も強力な国である米国が、こんなに弱い反撃をするとは思わなかった」と述べ、米国からの期待が裏切られた感を表明した。これは、国際的な支援の士気にも影響を与える可能性が指摘されている。しかし、ロシアの攻撃はますます激化しており、局地的な戦闘が続いている中で、米国の対応が改めて注目される。
春の防衛策を強化しつつ、戦争の終止を求めるスレインスキー氏の姿勢は、国内外からの更なる支援を呼びかける訴えでもあり、今後の展開に大きな影響を与える可能性がある。