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松田剛が「ぐりぐりまで引いてるから“うるせぇな!”って」──スポニチ Sponichi Annex 芸能

2024-11-10

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松田剛(45)が10日放送のフジテレビ「僕らの時代」(日曜前7・00)に出演。大物俳優の圧巻の演技に圧倒された経験を語った。

映画「雨の中の情景」(29日公開)で共演した松田の慎吾と出た。共演は約5年前で、その時に「えええ、松田さんこんな人なんだな」って受け入れていたことを明かし、「今でも松田さんのことは凄いと思っています」と語った。

この日、松田は口笛を吹きながら登場。慎吾が「5年前、ほんとにああ、松田さんそうなんだ」と言ったことを振り返り、職人的な役作りに共感を持ち、「そこからずっと見守ってたので、今が一番好き」と告白。松田も「だいぶ分かってきたような気もする。ただ、完全に分かるまでには時間が掛かる」と笑った。

舞台でも大きな役を果たしており、松田は「最近は僕の演じる役柄が多くなってきています。ただ、多変なシーンも多かったので、どれも思い出に残ります」と振り返りながら、快適なセットの中で描かれる濃厚な感情を演じることができた。  

松田はまた、「僕の印象は松田さんが毎日キツかったね。だから喋りかけられないし、遠くから見守ることが多かった」と笑った。一方、慎吾は「いやー先輩が辛そうだから、なんか声掛けづらいなって思ってた」と述べ、スタジオ全体が笑いに包まれた。

こうした中、松田が日々の役作りについて「やっぱり役に引き寄せられた時は嬉しいですね。自分自身が反映されることが多かったので、常に自分と役柄をすり合わせることをしていました」と述べると、慎吾も「でも実際に現場でやると想像以上の大変さがあるよね」と同意した。

松田剛のコメントには、いくつかの哲学が込められており、役者として成長している様子が伝わってくる。共演者としての信頼関係も感じられ、これからの活躍が一層楽しみになる。