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ソフトバンク・ワイモバイルのユーザー情報14万件漏洩か 業務委託先が持ち出しや管理不備
2025-06-11
著者: 陽斗
ソフトバンク、ユーザー情報が流出か?
ソフトバンクとワイモバイルが提供する個人向けの通信サービスに関するユーザー情報が、なんと14万件も漏洩した可能性があることが発表されました。
流出の背景
この情報漏洩の原因は、業務委託先であるUFジャパン(東京都新宿区)の管理不備が指摘されています。同社は、ソフトバンクとの契約に基づき、ユーザー情報を取り扱っていたが、その情報管理に問題があった模様です。
漏洩した情報の内容
漏洩した情報には、ユーザーの氏名、住所、電話番号、性別、年齢、契約内容などが含まれており、社内の顧客管理番号に関しても11,132件が漏洩しました。
業務委託先の問題とは?
業務委託先のUFジャパンについて、3点の問題があります。
1. 情報漏洩の管理が不十分
UFジャパンの元社員が情報を持ち出したり、無関係な第三者に提供したりした疑いがあります。
2. 社内ルールの遵守が甘い
業務委託先が、個人情報の取り扱いに関する内部規則を守らなかった可能性が高いです。
3. 不適切なアクセス管理
ソフトバンクの顧客情報を見られる状態だったにもかかわらず、業務に関与しない人がアクセスできる形になっていました。
今後の展開
ソフトバンクは、再発防止策を講じつつ、必要な調査を進める方針です。2025年6月には更なる対策を打ち出す予定で、業務委託契約の見直しや、情報管理体制の強化が必要とされています。
まとめ
ユーザー情報が漏洩することは、企業にとっても大きな信用失墜につながります。今後の動きに注目が集まります。事態が進展する中、ソフトバンクは顧客の信頼回復に向け全力を尽くす必要があります。